前回はカーボンフットプリント(CFP)のことについて書きましたが、経済産業省が日本版カーボンフットプリントマークを採用し、12月に開く環境配慮型製品展示会で発表する。このように最近は環境関連ビジネスに特に拍車がかかりだしたようです。そうした例を最近のニュースから拾い上げてみましょう。
・オバマ氏が環境政策構想 温暖化ガス削減に長期目標(の発言)
2020年までに温暖化ガスの排出量を1990年の水準まで削減する中期目標を設定と気候変動問題国際会議で発表。その後も段階的な削減目標を設定し、2050年までの計画目標を表明した。
来年からの本格的活動で、これらのことがさらに明らかになるだろうが、確実にCO2削減の方向にアメリカはシフトする。当然、日本にもビジネスにおいての影響が予測されます。
・日本卸電力取引所、「CO2ゼロ電力」売買開始
水力、風力、原子力等での発電取引市場でCO2を発生しない本格的な電力売買。
・コーヒーかすを使い切りカイロの原料に コカ・コーラと白元
まさにリサイクルビジネス。缶入りコーヒー飲料でトップシェアを誇るコカ・コーラならではのビジネスメリットを感じさせる取り組み。白元としても好イメージアップ。
・環境税導入、自民部会に要望 環境省
2009年度から石油や石炭に課税する環境税が導入されるかも知れない。
・化繊大手が共同物流 CO2もコストも削減(帝人と東洋紡が共同で物流)
CO2削減と共に輸送コストの削減となるので、他社でも採用して欲しい取り組み。
・パナソニックグループ傘下となり、環境経営を加速させる三洋電機
以前にもこのページでご紹介しました、三洋電機のエコプロダクツが新たなグループ傘下となり「Think GAIA」をテーマに環境経営をさらに加速させている。
・ソニーのTV水平リサイクル
ブラウン管テレビ材料の難燃性樹脂を液晶テレビの新製品部品に活用し、資源の循環を図っている。まさに「もったいない精神」が発露かも?
このように経済活動の減速が言われる中で、環境に関するビジネスは積極的に行われています。こうした流れの中で新たなビジネスのヒントがあるかも知れない。「エコロジー」は「エコノミー」の例えもあります。一挙両得となるビジネスの誕生も夢ではないかも?