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環境破壊を考える


 洞爺湖サミットの結果は劇的変化はなかったものの継続審議として、CO2排出削減について先進各国が前向きに取り組む姿勢は明確となったようです。

 リサイクル関連のニュースに目を転じてみれば、「飲料用アルミ缶リサイクル率92.7% 過去最高」と出ています。アルミ缶リサイクル協会が2007年度のアルミ缶リサイクル率を発表。対前年比1.8%アップの92.7%と過去最高の記録。リサイクルが促進されていることは喜ばしいことです。

 では、日常的には余り気にすることがない地球レベルでの環境破壊の現状を今回はみていきましょう。これらの世界のどこかで起きている破壊現象は、全てにおいて地球上の人々が生活する上において大なり小なり何らかの関わりを持っているものです。では、そうした世界における環境破壊の状況をヘッドラインスタイルでいくつかを紹介しましょう。

・ノルウェー:異常気象が続き牧草地が減少、放牧用のトナカイのエサにも困っている。将来が心配。

・カナダ:オンタリオ湖の水位が下がり、水辺の湿地帯が失われ、多くの渡り鳥が減少。

・スイス:アイガー山麓、20年前には歩いて30分の距離にあった氷河に、今では90分を要する。

・アメリカ:暖冬続きでメープルシロップの生産量が激減。カエデは暖かくなると樹液の流れを止める。

・南極:雪ではなく雨が降ることが多くなり、ペンギンが生きるために必要な雪や氷が減少。

・タイ:気温が上がって冬が無くなり、雨期が長くなった。ダムも洪水を防げない。

地球温暖化による環境破壊は科学的根拠に基づくものは数多くありません。しかし、上記は"WWF"の会報に掲載された「地球温暖化の目撃者」より抜粋したものです。地球環境の現状について、より多くの方に関心を持っていただくために、あえて掲載致しました。また、WWFは支援者を募っています。詳しくは以下のURLにアクセスして下さい。

http://www.wwf.or.jp  財団法人 世界自然保護基金ジャパン

環境破壊
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洞爺湖サミット


 洞爺湖でのサミットが来月7月7日〜9日の3日間行われます。別名、環境サミットと言われるように今回の議題は「京都議定書」の2012年以降の温室効果ガス削減問題についてが中心議題となります。途上国と先進国の思惑の違いなどに関して調整が図られるでしょう。

 映画「デイ・アフター・トゥモロー」は、こうした温室効果ガスをモチーフとした上質のパニック映画となっています。ここで描かれるのは、環境汚染により世界各地で異常気象が起こり、カリフォルニアでは、大竜巻が多数発生し、日本では大型の雹が降ります。主要舞台となるニューヨークは大雪の下に閉ざされます。新たな氷河期の到来という設定でした。こうした中で北アメリカの北部は雪に閉ざされ、多くの避難民が南の国を目指しメキシコ国境へと移動します。やがて、異常な嵐がおさまり、アメリカ合衆国の大統領がメッセージを発表します。「人類は己の傲慢さを知りました。地球の資源は今まで通り使い続けて良いのだと…考えていました」と言った後「間違いでした」と正します。フィクションとはいえ、リアリティがあります。私たちもこのまま地球資源を使い続けてよいものでしょうか?

 昨今の自然災害に目を向ければ、明らかに異常気象が引き起こした災害を数多く挙げることができます。ミャンマーのサイクロン、数年前にアメリカで起こったハリケーン(カトリーナ)被害など。また、国内においても小さな規模ではあるもののミニ竜巻の大量発生など、地球環境が悪化しているのは確実です。

 翻って、リサイクル面から世界をみた場合、鉄鋼需要の急激な拡大から、鉄スクラップの高騰が続いています。リサイクルできるものは徹底的にリサイクルする。厳密にはリサイクル段階での諸問題もありますが、資源消費の点からはリサイクルを優先すべきかと考えます。映画のような現実が訪れないことを祈りつつ、大切な資源の有効活用について改めて考えましょう。

温室効果ガス
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アルミリサイクル


 アルミニウムは非鉄金属の中でもリサイクルの優等生といえるでしょう。この5月(2008年)に南アフリカ・ケープタウンで行われた「アジア太平洋パートナーシップ(APP)」会議で日本がアルミリサイクル推進国に選ばれました。これにより、日本はアルミリサイクルのアルミリサイクルワークショップを開き、関係各国への啓蒙を図ることになります。

 こうしたことでがアルミリサイクルがさらに加速される可能性があります。経済産業省もアルミリサイクルの推進及びアルミニウム原材料の産業活用を積極的に進めています。従来の建材への活用や近年進む軽量化自動車への活用以外にも活用策が模索されるものと考えられます。アルミニウムは90%以上リサイクルされているものであり、今後も益々需要の高まるものと考えられます。

 アルミニウムの歴史は浅く、ほんの200年前に発見・抽出されたものといわれます。そのルーツは、イギリス、フランス、デンマーク、アメリカなど様々な地域でさまざまに発展してきました(詳細は検索で直ぐにわかります)。身近ではアルミ缶容器であり、それらのリサイクル率は日本が一番高いものです。

 「アルミ缶の上にあるミカン」などのダジャレに代表されるように、裏返せばコーヒー飲料、炭酸飲料などの消費量が高いということも言えます。

 環境への影響も考えた、アルミリサイクルは基本的には以下のような流れでリサイクルが図られます。ここしばらくは、アルミ素材に注目です。

 また、中国・四川大地震の震源地付近は金属シリコンやマンガンの産地が集中していることから、レアメタルの取引価格が高騰しています。これらのことからレアメタルのリサイクルにも拍車がかかるものと考えられます。

アルミリサイクル
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第5回 エコ商品


 最近は何度目かの「エコブーム」のようです。LOHASというライフスタイルが言葉の流行として話題となったのも耳新しいものです。今回はリサイクルから少し離れて「エコ」について「エコグッズ」の人気調査から考察してみましょう。「エコ」は当然「エコロジー」の略ですが、エコロジーとは何でしょう。昨今では、その意味が曖昧に使われているようです。

 エコロジーは本来、19世紀の中頃にドイツの生物学者<エルンスト・ヘッケル>がギリシャ語のoikos(オイコス=家)から造語したものだそうです。「生態学」の意味とされています。その後、1960年代には地球規模の環境問題から「エコロジー運動」「エコロジスト」などと使われて広義の意味での環境との調和を考えることとして捉えられているようです。

 そうしたこととは関係なく、環境への関心の高まりと共にオーガニックなライフスタイルがオシャレであるという考え方や癒し感覚などからも「エコグッズ」が売れているようです。日経産業地域経済研究所が行った「エコ商品・サービス」調査の結果が先日発表されました(「日経MJ」2008年4月9日発行)。

 商品・サービスについて、三十品目の中から利用経験や今後の購入意向、メリットや不満点などを聴取。
環境問題への関心について、2・3年前に比べての意識の変化をたずねた。この結果は男女ともに「かなり/やや高まった」の合計で7〜8割、関心の高さが伺われる。

「エコ商品・サービス」の保有・利用経験については、一位:エコバッグ、二位:再生紙、三位:古紙使用のトイレットペーパー、四位:低農薬や有機栽培の野菜、五位:マイ水筒、六位:植物由来成分が主の洗剤 七位:電球型蛍光灯、八位:エコマーク付文具、九位:充電式乾電池、十位:省エネ・節水型洗濯機、以下略
この結果、エコバッグが世代を超えて使用されていることがわかった。ファッション性とエコとの融合か。
その他においても上位は身近な物で占められている。エコはまず身近なことからであり、自分に採り入れる際のファッション性、経済性などの要素も重要と考えられる。こうしたことから始まり、いずれは継続して行くことが大切であるのは間違いない。

<以上は、「日経MJ」2008年4月9日発行号を参考にさせて戴きました>

エコグッズ
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